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Kochi University of Technology

高速道路斜面・のり面を対象としたインフラマネジメントの社会実装を目指して


概要 インフラは私たちの日常生活や経済活動を支える基盤であり、極めて重要な役割を果たしている。近年、高度経済成長期に建設された数多くのインフラの老朽化が進み、厳しい予算制約の下で如何にして国民の安全・安心を確保するかが喫緊の課題となっている。本発表では、第一に、自身が研究として取り組むインフラマネジメントの概要を説明し、研究成果を社会実装する際の悩みを共有する。第二に、高速道路の斜面・のり面を対象としたインフラマネジメントの研究事例を2つ紹介する。具体的に、高速道路における降雨時の斜面防災を対象とし、災害が発生する前の対策である「降雨時の通行規制」、災害が発生した後の対策である「異常の早期検知」の2事例を取り上げ、これまで利用されていなかったデータを用いて詳細に分析することにより、今まで以上に効率的、かつ安全・安心を確保できる根拠のある施策を提案することが可能であることを示す。
Tags 令和6年度第7回サイエンスカフェ
作成日 2024-11-19 10:20:58
更新日 2024-11-19 11:56:57




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