[学内公開限定]機械学習の地域課題への実践とその解釈性
概要
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深層学習による画像認識モデルを中心とするニューラルネットワークや機械学習を地域課題に応用する研究について説明する。地域課題として医療と農業へ取り組んでおり、それぞれの分野の近隣の研究機関と連携し、これまで蓄積されてきたデータから、予測や判別をするモデルを構築している。医療については、これまで高知検診クリニックと連携した脳ドックデータを使ったモデル、高知大学医学部環境医学教室と連携したじん肺の胸部X線画像データを使ったモデルの2つについて研究を進めており、高精度の判別ができるモデルの構築ができているが、それらのモデルの解釈性についての疑問が残るため、主にモデルの解釈性についての研究を継続している。農業については、高知県農業技術センター果樹試験場と連携し、かんきつ類(主にユズ)の出荷予測と栽培省力化を目指したAI予測モデルを構築しているが、教師データの準備がこの分野での課題となっており、AIに与える教師ラベルの省力化についての研究も行っている。これらについての詳細と課題について説明する。 |
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令和6年度第5回サイエンスカフェ, 学内公開限定 |
作成日 |
2024-11-19 10:19:24 |
更新日 |
2024-11-19 12:25:27 |
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