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Kochi University of Technology

[学内公開限定]染色体DNA複製の制御機構とその破綻


概要 細胞が増殖する際、細胞は「細胞周期」と呼ばれる規則正しい過程を経て、遺伝物質である染色体DNAを過不足無く正確に倍化(複製)し、分配する。一見「当たり前」に見えるこれらの過程が正しく起きることを保証するために、細胞は一回の細胞周期において、DNA複製が一度だけ起きるようにする精巧な制御機構を備えている。この制御機構の破綻は、強い細胞毒性を示す過剰複製に繋がり、ほとんどの細胞は致死となる。この際、わずかに生き残ってくる細胞(サバイバー)も存在するが、これらの多くは異常な染色体構成を示す(染色体不安定性)。このように複製制御の破綻が染色体不安定性に繋がることはわかったものの、その過程については不明なままであり、この点を明らかにするべく研究を行なっている。染色体不安定性はがん細胞が示す特徴でもあることから、研究が進むことで、がん発生機序の理解や治療法の開発に繋がることも期待される。
Tags 令和2年度第7回サイエンスカフェ, 学内公開限定
作成日 2021-01-18 11:59:30
更新日 2021-01-19 09:54:16




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