[学内Web限定]社会に役立つ先端的機能を持つ金属材料 ~ナノの世界を覗いてみよう~
概要
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「社会に役立つ先端的機能を持つ金属材料 ~ナノの世界を覗いてみよう~」 概要:原子を観察できる電子顕微鏡を駆使した、ナノテクノロジーによる新素材やデバイスの開発が、材料工学の分野で行われています。鉄やアルミニウムといった身の回りのありふれている金属も、ナノテクノロジーによって先端機能性材料となります。合金を酸で腐食させて作るナノ多孔質(ポーラス)金属という、新しい金属材料を例にしてみましょう。その一種であるナノ多孔質金は、中学や高校の理科実験でも作れます。金と銀の合金である金銀箔を酸に浸けて腐食させると、銀の原子が溶け出して金原子が残り、電子顕微鏡で見ると孔(あな)がたくさん開いたスポンジ状のかたまり(バルク構造)になります。私たちは、メタンや二酸化炭素といった、地球環境に悪影響をもたらすガスを減らすための効率的なナノ多孔質金属触媒の開発を行っています。 講 |
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r4年度第4回サイエンスカフェ |
作成日 |
2022-07-21 15:30:27 |
更新日 |
2023-06-26 17:10:50 |
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