[学内公開限定]超低周波音(インフラサウンド)研究のこれまでとこれから
概要
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地球上の諸現象を相手とした超低周波音(インフラサウンド)の研究について、これまでの経緯と、主に防災応用を目指したこれからの構想を紹介する。聞こえない重低音であるインフラサウンド帯域の空気振動を高知県内に15箇所程度の密度でセンサーを配置し新たなモニタリングを進めた結果、これまでに多くの事象に起因すると考えうる信号波形が多数記録された。具体的には、地震、 地鳴り、火山噴火、雷鳴など人間が音として感知できる場合もあるような事象をはじめ、台風通過、前線通過、極地集中豪雨、竜巻などの極端気象現象にも対応した波形が見られることがわかってきた。また当方の研究室とメーカーで共同開発したセンサーの経緯や将来計画、北海道のベンチャー企業が打ち上げている観測ロケットMOMOシリーズを使った宇宙実験についても紹介する。 |
Tags
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令和2年度第6回サイエンスカフェ |
作成日 |
2021-01-28 09:52:51 |
更新日 |
2023-06-27 10:48:26 |
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