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Kochi University of Technology

[学内公開限定]高断熱木造住宅における潜熱蓄熱材を用いた蓄熱仕様の開発


概要 木造住宅は、居室の熱容量がRC 造住宅と比較して小さい(暖めやすく冷えやすい)ことが知られており、単位床面積当りの熱容量はRC 造の1/4 程度となることもあります。こうした熱容量の違いは室温変動の違いとなって現れ、健康に悪影響をもたらす場合もあります。そこで近年、高断熱木造住宅においても適切な熱容量を付加していくための手法として、潜熱蓄熱材(Phase Change Material :PCM)の活用が注目されており、人の快適温度域のみで熱容量を増大させ、安定した室温を維持する手法が注目されています。本発表では、これまで開発してきた蓄熱仕様の紹介と、建築物における蓄熱技術の更なる活用可能性について紹介します。
Tags 令和5年度第2回サイエンスカフェ, 学内公開限定
作成日 2023-06-26 16:49:25
更新日 2023-06-27 15:20:17




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